第1回 かんもくセミナー

予約制 (先着順), 要申し込み

2019-04-06 更新

日時・会場

主催

かんもく自助グループ「言の葉の会」

対象者

場面緘黙に興味のある方

(小学生以下は同伴の上、参加可能)

定員

120名

参加費

1人あたり

  • 一般 (2,000円)
  • 会員一般 (1,500円)
  • 学生 (1,000円) ※社会人学生除く
  • 会員学生 (500円)
  • 障害者手帳・養育手帳をお持ちの方 (1,000円)
  • 同伴の小学生以下の児童・乳幼児 (無料)

当日、学生証、障害者手帳等を確認させて頂きますので忘れずにお持ちください。確認できない場合、一般の参加費を適用させて頂きます。

セミナー内容

「場面緘黙」症状とのつきあい方 ~適切な理解が、はじめの一歩を支える~

場面緘黙当事者・経験者向けのセミナー (講義形式) となります。

当会が交流会を重ねるうち、当事者・経験者が必ずしも場面緘黙のことを正しく理解しているわけではないことが分かってきました。しかしそれは当然のことで、そのような機会がないからだと考えています。今回は第1回目ということで、「場面緘黙とは何か?」という基本的なことから講演していただく予定です。その後、苦手なことと向き合うための方法など、場面緘黙を克服していくためのヒントについてお話しいただきます。マインドフルネスについても織り交ぜて講義していただく予定です。

講師

広瀬 慎一 先生

(臨床心理士 / かんもくグループ北海道 世話人)

 

2015年より場面緘黙当事者、経験者、支援者、家族のための情報を共有・交換する場として「かんもくグループ北海道」を運営。当事者・経験者グループ学習会・集団相談会、家族グループ学習会・集団相談会、緘黙支援ミーティングなどを多数開催している。成人当事者への関心も高い。

200人規模で行われた「かんもくフォーラム2017」では、講師として「緘黙の成人当事者の支援について~認知行動療法の発想と技法をヒントに~」と題する講演を行った。また同フォーラムで行われた「大人のかんもくフォーラム~成人当事者・経験者の声から~」にも登壇した。

申し込みフォーム

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講演内容 (おおまかな流れ)

※当日、内容に変更がある場合があります

  • 場面緘黙とは何か
     _医学的な定義
     _精神疾患とは何か
     _よくある誤解
     _場面緘黙と社交不安
     _発達障害との関係
     _実態 (さまざまなタイプ)
  • 維持要因 (悪循環)
     _不安や恐怖の感情の意味
     _回避の問題
     _トラウマ体験の影響
  • 併発する症状や問題
  • 現在の状態を客観的に整理する
     _発話可能な場面、発話困難な場面
     _コミュニケーションの方法
     _不安や回避の程度
     _苦痛度 (負担度)、生活への支障度
     _併発する症状や問題、優先順位
  • 症状回復のためのヒント
     _認知行動療法の発想を理解する
     _動機づけを高める方法
     _「自分を責める」「他者と比較する」「完璧を求める」といった考え方の調整
     _人に相談するスキルを育てる
     _刺激フェイディング法、エクスポージャー法
     _マインドフルネス、リラクセーション、ストレスマネジメント
     _小学生頃までを対象とした回復のためのヒント
     _中学生以降を対象とした回復のためのヒント
  • 環境を整える
     _周囲のかかわり方
     _症状回復を目的とした合理的配慮の考え方
     _サポート体制を整える

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